マツダ・デミオ 危険な欠陥車でした |
今回のレンタカーはマツダにしました。 特に思い入れがあるのではなくて、単に他社より少しだけ安かったので。 従来はジャパレン(レンタカー・ジャパン)が 10日間で41600円と3割引の特別価格だったのですが、オリックスにのっとられてからこの大幅割引が無くなり、単に5%引きになってしまいました。オリックス、けちです。 マツダは この車種(デミオ 1300cc)で10日間52500円でした。 で、この車が 危険な欠陥車 だというわけは、一日100km以上運転をしていると 突然ハンドルが重たくなって、右(あるいは左)にハンドルを切った状態で粘りつくんです。正面に戻ろうとしません。左カーブなら道路の外に転落、右カーブなら対向車線に飛び出してしまいます。 正常な車なら ハンドルを切った後 手を離しても車は正面向きに戻って走ろうとします(ハンドルは 正面位置にもどろうとします)が、この車は切った状態でハンドルが粘りついてしまいます。 勿論 ハンドルを握る手に力を込めて正面を向くように修正しますが(そうしないと 事故を起こしてしまう)、まっすぐになる直前で更に一段と粘ります。まるで まっすぐ走るのはいやだ と車が駄々をこねているようです。 ステアリング機構に異物が挟まっているかのような感触です。 ところが 翌朝運転を再開すると 当初はまるでそんなトラブルが無かったかのように普通にハンドルが動きます。 整備士がその辺を1kmほど走って点検しても「異常なんかありません」と判断するでしょう。 その意味で 二重に危険です。 勿論 車を返却する際に レンタカー会社の社員にこの欠陥について伝えました。そうでないと、いずれこの車は大事故を起こして 利用者を死傷させることになるでしょう。 使い勝手も悪いです。スペアタイヤが荷物室の半分以上を占めて、出っ張っています。そのため荷物が置きにくいです。このスペアタイヤは固定されていて、工具が無いとこの位置から外せません。なんで こんな馬鹿な設計をしたんでしょうか? 燃費も 悪いです。 1916km走って 129.5Lの給油。リッターあたり14.8kmしか走りませんでした。 都市部を走ったわけではなく、5kmや10kmノンストップの郊外の道路がほとんどです。今まで借りたレンタカー(スズキ・スウィフト1300cc、トヨタ・ヴィッツ 1000cc、トヨタ・パッソ 1000cc)のいずれも 同じような走り方で リッターあたり19~20km走りましたので、おおよそ25%ほど燃費が落ちます。もし リッター19km走る車なら 給油量は100Lですみますので、 燃料代は約4千円浮きます。 燃費の差を考慮すると、一見安そうなマツダレンタカーは トータルのコストで他社より安くないということになりました(その上 危険な目にあって...)。 まあ こういうことも実際に借りてみなくてはわかりませんね。将来もし車を持つことになっても、マツダは最初に候補から脱落です。 |
by summicron
| 2006-10-21 07:01
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